ブログ

~夢の途中~

公開日:2018/10/16

皆さんもご周知の通り、現在の高1生から入試制度が変わります。その影響もあって各地の高校よりお招きいただき、先生や生徒または保護者の皆様にお話しする機会を例年以上にいただいております。

 

各高校によって、当然お話しする題名やテーマは異なり、その度自分なりの考えをまとめて少しでも分かり易く、これからの進路や勉強に役に立つよう準備をするのですが「こんなに変わるから今から準備しないと大変だ!」と話すべきか「たしかに制度は変わるが、実際に求められる力はそんなに変わらないから心配はいらない!」というべきか、正直なところ迷うことがあります。

 

単純に〝大学入試″という点だけに限っていえば大きく変わると言えるし、大学入試は人生のただの通過点と考えれば本質的なものは何も変わらないとも思えてくるのです。

 

大学進学率もどんどん上昇し、望みさえすれば誰でも大学生になれる現在においては、社会に出てから求められる力を高校生のうちに無理やりでも身につけさせようとしているようにも感じます。(それはそれで必要なことだと思います。)

 

そもそも学力の三要素である①知識・技能は教育によって身につけさせる事は可能ですが、②思考力や判断力・表現力はちょっとあやしい… ③主体性・多様性・協働性にいたっては、その生徒の一番身近な家庭や地域社会の生活の中で身につけるものであり、高校やましてや予備校での短期間の教育で身につけさせるのは至難の技で、難関大であればあるほど③のウエイトが大きくなる事を考えれば、果たして「予備校」として私達に出来る事は何だろうかと考えてしまいます。

 

もともとやりたい事があって、それを実現するための通過点や手段、それが「大学」である生徒さんには何も問題がありませんが、特にやりたい事がないから〝進学″という生徒さんには果たしてどう向き合えば良いのか?どういう方向づけを行うべきか?…………

 

今回の入試改革で本当は試されているのは生徒さんではなく、生徒さんを取りまく大人や私達教育に携わる者。

 

結局は私達大人がどう生徒・子供達と真剣に向き合っていくのか?

 

私達大人が今までの反省の基に「何を伝え」「どういう大人になって欲しいか」の〝思い″が試される時が来たと言えるかもしれません。

 

〝思い″も新たに養賢生とともに精進します。

 

(校長)

ブログの最新記事

インフォメーション

三位一体のチームとして

養賢を知って頂くために

コース案内

養賢の強み

養賢ゼミナールについて