【総括】
問題 |
問題形式 |
難易度 |
分析 |
T |
長文 |
難 |
ハンバーガーの語源についての文章。[1][5]に見られるように、Even thenやthoughで二重否定が導かれるといった論旨把握上の読みづらさがとくに目立つ難解な文であった。 |
U |
長文 |
標準 |
アリ社会と人間社会を対比しながら、自ら決断することの大切さを説いた文章。 |
V |
空所補充 |
基本 |
基本的文法事項が広範囲で問われていた。 |
W |
発音 |
標準 |
標準的な単語がほとんど。 |
X |
並べ換え |
やや難 |
2以降が9個の選択肢になっており、並べ換えとしてはやや大変だったかもしれない。 |
【解説】
T
2段1行:Even then 〜 polite smile.
当時でさえ、burger という単語はあまりにもよく知られていたため、こうしたちょっとした言葉の遊びをしたところで、愛想笑い以上の注意をひきつけることはなかった。
1段4行:veniburgers : veni はシカの肉の意。この人物は「シカ肉バーガーだよ!」と冗談めいて語ったのである。
最終段:the oddest 〜 unknown.
こうしたすべての単語の組み合わせを大量に生み出した誤った考え方に関して最も奇妙なのは、文字通りの「ハム」バーガーを実際に作る人はほとんどいないということである。もっとも、「ベーコン」バーガーは、決して知られていないわけではないのだが。
[6] (be) seasoned with A : Aで味付けをした。
[11] 3.3段落9行目(predates this event)に矛盾。
4.5段落2行目(somehow)に矛盾。
U
2段1行:「circular mill」は、「あてもなく続くアリの群れの円形の行進」といった意味。
[17] stayの2文型用法。stay+[形] : [形]であり続ける。
[18] doの代動詞としての用法。
[19] 「円形の行進が新たにできたアリの群れである」という部分が、本文2段落の1行目に矛盾。
[20] dependentの部分が、本文5段落5行目に矛盾。
V
2.
「地元のしきたりを知れば、どんなものでも売れる」と商人は語る。
W
[28] 2.bomberのbは黙字。
X
完成文は以下の通り
1.She took her seat as if nothing had happened.
2.With the increase of the volume in traffic, noise has become a major problem.
3.Jack was wise enough not to do such a thing.
4.Peggy told Rick that she wondered whether she could be a help to him.
5.In the eighteenth century, we had little idea of the effect that industrial
inventions would have.
【酒井 孝之】
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