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 HOME大学入試速報東北学院大学(2007) > 東北学院2月1日英語特別付録
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東北学院大学
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2007年度 東北学院大学 英語 長文全訳 【2月1日(木)実施】


※問題<T>の英文が難易度の高い文章だったので全訳を掲載いたします。
特別付録

「バーガー」の語源

【全訳】

 20年前の話になるが、私はある森林局の植林地で勤務していたことがあった。そこはとりわけ鹿で有名な場所であった。そこで野生動物の管理を担当していた森林警備員がレストランのメニューに、弱って処分された鹿の肉で作ったパティ(肉などを丸く固めて焼いたもの)を商品として売ろうと熱意を燃やしていたのである。「鹿バーガーとでも名付けてみようか!」と彼は夢中になって語った。

 当時でさえ、「バーガー」という単語はあまりにも人々の間に浸透していたため、こうしたちょっとした冗談めいた単語を言ったところで愛想笑い以上のものを誘うなどということはなかった。しかし、このバーガーという単語は、誤った発想の典型的な例でありのちにさらに今までにない単語の組み合わせを生み出すことになったのである。

 「バーガー」という語の起源は「ハンバーガー・ステーキ」で、玉ねぎを混ぜた牛ひき肉をこねた後、油で焼いた丸く平べったい料理である。これは19世紀半ば頃何十年かの間ドイツ北部のハンブルクの港で生まれた(か、それと関係があると信じられてきた)ものである。語尾の -er は、一般的に、ドイツ語で場所に関する形容詞を形成するもので、たくさんある例から2、3挙げれば、フランクファーター(もともとドイツ語では Frankfurter wurst )、これはフランクフルトの町にちなんだソーセージだし、ロットワイラー、これは南ドイツのシュワルツワルト(森林山岳地帯)のロットワイルという都市にちなんだ犬の種類だが、こうした単語の中にもあらわれているのである。

 ハンバーガーという単語がアメリカ合衆国に紹介された初期の頃にはその語源については非常にたくさんの説、それの否定説、伝説、さらには単に誤った情報などが集まることになった。そのため、それを議論する際には慎重に行う必要がある。とは言え、ハンバーガーという概念そのものは、1870年代以降、ドイツからの移民によって北アメリカに紹介されたものであるという点は間違いではなさそうである。1885年8月号の「 Caterer and Household 誌」の中で、ハンバーガーステーキという名でハンバーガーの作り方が掲載されているのをあるアメリカ人研究者が発見している。それをサンドイッチの中に入れるといった考えは、遅くとも次の10年間で知られていたのである(この料理は1904年セントルイスで開催された世界博覧会で考案されたと言われているが、これよりももっと前の時代にさかのぼることは確実である)。伝統的な丸型のバンはその後まもなく登場したと思われる。

 この伝統的アメリカ料理の発達と並行して、名前も「ハンバーガー」とだけ略されるようになった。「 Caterer and Household 誌」でもこの形は使われている。しかし、これが一般的に広まったのは20世紀初頭と思われる。

 ハンバーガーが牛肉から作られているということがよく知られているにもかかわらず、アメリカ人はどういう訳か、その単語がハムとバーガーの組み合わせであると思い込んだ。このことが発端となり、「ハンバーガー」が「バーガー」になっただけでなく、たくさんの「バーガー」の組み合わせ単語が生まれたのである。その第1号はチーズバーガー(1930年代より知られる)、次がナッツバーガー、ビーフバーガー、ポークバーガー、大豆バーガー、さらには、ツナバーガー、カメバーガーといった風変わりでおどけたものまで生まれた。

 こうした様々な組み合わせの単語を生み出したもとにあるのが「ハンバーガー」をそもそも分けて考えるという誤った発想だったのだが、実に妙なことに、そうした文字通りのハンバーガー( hamburger )、つまり、ハムのバーガーを作る人はほとんどいないということである。もっともベーコンバーガーは普通に知られてはいるが。

【酒井 孝之】




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