第二問 現代文・一般常識
漢字、四字熟語、故事成語などについての出題。入試頻出のものが多く、平易なものが多いが、問二の「もとより」の意味はやや答えにくい。辞書的な意味としては2「最初から」、3「言うまでもなく」のいずれかであるが、決め手に欠ける。ただし本文末尾の「高原に散らばるちいさい家々を〜打ち眺め」という内容からすれば、3の方が勝るように思われる。
学習に当たって
論説文の構造、とりわけ本文の主題を設問から読み取れるよう訓練しておくとよい。記述が多めなので、日頃から「本文中の語句を使って」言い換え、理由を答える問題を積極的に解き、さらに添削指導を受けることが必要。
また第二問目のように、基本的な知識事項の出題比率が高めなので、問題集などで早期に強化を図ること。